製品紹介
Products 02
とことん「真球」。
球体の表面を、真球に近づけ、鏡面レベルまで研磨するための専用装置・加工方法です。
球面形状に合わせて動く専用砥石を用いることで、立体的な球体にも均一に当たり、面粗度や真球度を高精度に仕上げられます。
この加工により、球面バルブやボールジョイントなどに必要な密封性・摺動性が向上し、安定した機能を実現できます。
技術紹介
Technology
三次元運動で真球加工、表面粗さも自在に
ワークを保持した主軸を回転させながら、ツール(砥石)を把持した軸を揺動させ、球体表面を研磨します。
1μm以下の真球度、Ra0.01以下の表面粗さの精度を実現します。
| 切削加工 | 研削加工 | ラップ加工 | ホーニング加工 | |
|---|---|---|---|---|
| 表面粗さ | ✕ | ▲ | ◎ | ◎ |
| 真球度 | ✕ | ▲ | ▲ | ◎ |
| 加工時間 | ◎ | ▲ | ✕ | ○ |
| 高硬度材料 | ✕ | ◎ | ◎ | ◎ |


カスタマイズ対応
球面ホーニングは、ワークの形状や寸法、求められる精度に合わせて柔軟にカスタマイズできる装置です。
加工工程に応じた砥石のオートチェンジ機構を組み込むことで、長時間の無人運転にも対応します。
さらに、ロボットを用いた自動供給システムとの組み合わせにより、ワーク供給から加工までを一貫して自動化することが可能です。
球面ホーニングの主な用途
Use Cases
球面ホーニングは、球面形状に高い真球度と滑らかな表面品質が求められる部品の仕上げ加工に用いられます。密封性や摺動性、耐久性が重要となる分野で、幅広く採用されています。
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バルブ・流体制御部品
球面バルブなどの仕上げに使用され、気密性・液密性の向上に貢献します。
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自動車・産業機械部品
ボールジョイントや球面軸受など、摩擦や摩耗が問題となる部品に適しており、滑らかな動きと長寿命化を実現します。
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油圧・空圧機器
高精度な球面仕上げにより、安定した作動性能と信頼性を確保します。

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精密機器・医療機器部品
高い形状精度と表面品質が求められる分野で、安定した品質を提供します。

製品紹介
Introduction
球面ホーニングマシン「FoR-m」一例
| ワーク径 | φ22mm~φ60mm |
|---|---|
| 主軸回転速度 | MAX1800rpm インバータ制御 |
| 砥石回転速度 | MAX1500rpm |
| 寸法制御方式 | 自動定寸装置 |
| 主軸モータ | 1.5kW AC200V |
| 砥石軸モータ | 400W AC200V ACサーボモータ |
| 揺動軸モータ | 100W AC200V ACサーボモータ |
| 電源 | 3相AC200V 10kVA |
| エアー源 | 0.4MPa以上 |


Resolution Cases
解決事例
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ボールバルブ内部球体
加工径φ50~320mmのワークに対応。水道施設で使用されるボールバルブなど、大型ワークの加工も可能です。
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油圧部品、自動車・建機部品
ピストンリングをはじめとする油圧部品や、コンロッド、ユニバーサルジョイントなど自動車部品の加工でも用いられています。
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人工関節の骨頭
人工関節の骨頭に使用されるコバルトクロム合金、ジルコニウム合金の表面加工など、医療分野での利用も進んでいます。